黄色い帽子のおじさんのように

通常級在籍の不登校児を含む発達障碍3兄妹を育てる母の日記

やったーーー!

長女、通学班で登校しましたーーー!✨

 

実はそろそろ行けるかもという前兆があったんです。それは運動会の日の朝でした。

 

運動会が楽しみな長女はあっという間に朝の支度を済ませ、私たちの支度が終わるのを今か今かと待っていました。

 

そこで試しに

「通学班で行く?」

と声を掛けると

「行く!」

との返答。

 

聞いた私が驚いてしまって、慌てて外に行きましたが、残念な事にもう誰もいませんでした。

 

こんな事があったので、今日も私の支度を待っていたので試しに声を掛けたんです。でも特にイベントがあるわけでもないので、期待は全くしてなかったんですよね。

 

そうしたらランドセルを背負い始めたんです。なので

「通学班で行くの?」

ともう1回聞くと小さく頷いたので、急いで玄関を開けたら、まだみんないたのでギリギリ間に合いました。

 

集合場所へは私も一緒に行き、班長さんにお願いをして、同じ班の同学年の女の子も喜んでくれてました。

 

長女かなり緊張した面持ちでしたので

「一緒にお母さんも行こうか?」

と言うと、無言のままなので

「行かなくてもいい?1人で行ける?」

と聞くと、すぐに小さく頷きました。

 

その時も表情は硬いまま。声も出せないほど緊張しているようです。本当に健気で胸がギュッとされました。

 

なんと2年ぶりの通学班登校です。

 

3年生になってから、放課後にお友達と遊ぶだけの為に頑張って学校に通っていた長女。その甲斐あって仲の良いお友達も出来て、毎日元気に遊ぶようになりました。

 

ご近所の同学年のお友達ともとても遊ぶようになったので、通学班へのハードルが少し下がったのかも知れません。

 

完全不登校になった時、低学年が故にどこにも行くところがなくて本当に悩みました。

 

でも他者と関わり合う楽しさという社会性を育むには、「完全不登校」という安心出来る環境が不安の強い長女には必要だったのかなと今だから思います。

 

ただ明日にはまた元に戻るかもしれない。でも長女自身が前に進もうという思いを持っている事には違いないんですよね。それが嬉しくて。

 

長女には

「じゃあ、気を付けてね。きつかったら戻っておいで」

とだけ伝え見送った後、玄関に入った瞬間

「やったーーー!」

とガッツポーズをして長男、次男とハイタッチをしました。

 

次男とハイタッチは一瞬考えましたが、長男とやっているのに次男としないのは変だなって思ったのと、ちょっと声かけたら次男からハイタッチに来たので遠慮なくしちゃいました。

 

久しぶりに朝ゆったりした時間を過ごしてます。そしていつも長女の登校時間に1人で勉強している次男に付き合う事も出来ました😊