黄色い帽子のおじさんのように

通常級在籍の不登校児を含む発達障碍3兄妹を育てる母の日記

修学旅行当日。私がダメだった…

朝晩かなり冷えるようになりました。そして今日は修学旅行当日です。学校で修学旅行の話しが出たのは1学期。あっという間に時は流れますね。

 

 

火曜日に最終確認の電話が担任からありました。

 

次男に念の為聞くと

「行かない!」

とはっきりきっぱり!

 

担任にそれを伝えると、参加しろとごり押しもされずきちんと次男の思いを受け止めてくれました。

 

しかし、先週心理士さんから言われた

「修学旅行が終わるまでは不安定になるとおもいます」

の言葉通り、本当に不安定な1週間でした。

 

イライラした様子は見られないのですが、ずっとハイテンションで落ち着かない感じ。

 

でも長女に聞くと就寝中に突然大きな声を出す事があったそうで、元々睡眠障害なのですが睡眠の質も悪くなっていたようです。

 

 

そして今日、本人は適応指導教室の課外活動をとても楽しみにしており、朝からずっとテンション高く話していました。

 

今か今かと出掛ける時間を待ち、適応指導教室の駐車場に着いた途端、教室に走り出して行きました。

お昼に迎えに行くと、それはそれは明るい顔でとても楽しく過ごせたようでした。

 

と、こんな感じで次男本人は切り替えているのに、私が全く切り替えられず…。

 

昨夜、次男がボソッと

「〇〇(修学旅行で行くところ)行きたいな」

と呟いたんです。

 

たった1回です。修学旅行をどうするかという話になってから一度も言ったことはありません。それが前日にたった一度だけ、誰に言うでもなくボソッと。

 

たまたま聞こえた私は敢えて何も触れませんでしたが、胸がギューーーっと締め付けられました。

 

そうだよね、楽しみにしてたもんね。本当は行きたいんだよね。でも行けない。

 

そして今日。引率している校長から6年生の保護者に楽しく過ごしているメールが何度か入ります。

 

『どこどこに着きました』とか『天気も良くとても良い景色です』とか…。

 

イヤでも内容が目に入ってきます。その度に胸がギューッとなります。

 

私も頭では次男が自分で選んだ事、大人になれば小学生の時の修学旅行なんてたいして覚えてなかったりする事、急病で行かれない事だって誰しもある事、これ全部分かってるんです。

 

でも感情がついてこないんです。行きたい気持ちもあった次男、それが本当に可哀想で。もっと親として出来る事があったんじゃないかと自分を責めてしまうんです。

 

きっと自分を必要以上に責めてしまうところは、私の生育歴が関係しているんでしょうが、こうなるとどうにもならず今日はずっと落ち込む1日…。

 

 

次男は卒業式にも参加しないと今から言ってます。修学旅行ですらこんな状態になってしまう私。卒業式が今から怖いです。