黄色い帽子のおじさんのように

通常級在籍の不登校児を含む発達障碍3兄妹を育てる母の日記

不登校支援~ハード面~

今日はどんよりとした天気で、そのせいか腰が痛いです。

 

昨日に引き続き今日も次男がお休みなので、長女が学校へ行くかドキドキしていましたが無事すんなり教室でさよなら出来ました😊

 

次男は昨日は教育相談室や心理治療で1日お出掛けでした。彼は3人兄妹の真ん中もあってか、私と2人になれるのをとても喜びます。真ん中っ子は複雑ですよね😅

f:id:unchicun:20190424101458j:image教育相談室のハナミズキ。満開です。

 

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しかし問題は長女。昨日は大変でした💦

 

次男はお休みだし、時間割りは学年行事があってイレギュラーだしと踏んだり蹴ったり。

 

時間割り変更は簡単には聞いていたけど、詳しく分からなかったので不安になったのでしょうね。

 

長女は普通の時間割り変更は大丈夫ですが、行事が絡むと不安が強くなります。特に朝はもうダメで。そこに次男のお休みが重なったので辛かったのでしょう。

 

廊下で声を上げて泣き始めてしまったので、これは目立つと思い、図書室に取り敢えず向かおうと移動している時にスクールソーシャルワーカーの先生とばったり会え、引き継ぐ事が出来ました。

 

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図書室は低学年が授業をしており、泣いてる長女を連れて入れる雰囲気では全くなかったので相談室に行きました。

 

この相談室は相談室とは名ばかりで去年までほとんど物置部屋でした。面談は基本クラスで行い、どうしても空いていない時にこの相談室を利用しているだけで、小さな窓が1つ、空調もなく換気扇と古い扇風機があるだけのとても狭い小部屋なんです。

 

本来は本当に資料室や物置なのでしょうが、1000人越えのマンモス校なので相談室はここしか場所が取れなかったのでしょうね。

 

ワーカーさんが今年度赴任してきた時驚いたそうです。暗い、古い、汚い…。最初にした仕事が相談室の掃除だったそうです。

 

学校9年目の私ですら、この相談室は数回しか利用していないので、掃除やリフォームなんてほとんどしていない状態です。

 

この部屋さえ機能すれば、別室登校しやすくなるのですが何せ空調がない。冬と夏は長居出来ない場所なんです。

 

こんな部屋ですが、ワーカーさんが部屋を整えていてくれたので長女は絵本やけん玉で遊び、最初は大きくて自分の体を飛び出すほどの「いやいや虫」でしたが、みるみる小さくなって3時間目には教室に戻れたそうです✨🤣

 

 

ただね、たとえ予算が無くて古くてもなんとしても困っている児童を支援していこうという思いがあれば、ワーカーさんがやったようにきちんと手入れされているものなんですよ。

 

でもそこまでの思いは、うちの学校の教職員にはなかったのでしょうね。というか余裕がなかったと言った方が正しいでしょうか。

 

ギリギリの人数と予算でこのマンモス校を回していると校長が昨年度の面談の際によく言ってましたから。

 

ギリギリの予算と人手しかなかったら、枠の中で学校生活を送れている大多数の児童が優先になるのは当然ですよね。先生達の気持ちの余裕もなくなりますよ。

 

でもさ。だから不登校が増えるんだよとも言いたい。別室登校で食い止められるのに、その別室がまともにないから不登校にならざるを得ないんだよ。

 

きっとこの状況はうちの学校だけではなく、日本の多くの小学校で抱えている問題だと思います。

 

「枠の中に入れるのが教育。そこに子供は入るべき」

 

この考えを変えていかないと、ハード面における不登校支援もなかなか進まないでしょうね。

 

追記で

長女が今朝楽しく楽しく学校へ行けたのは、昨日席替えをしたからだそうです。

 

新しい席、楽しく過ごせてるといいな😊