黄色い帽子のおじさんのように

通常級在籍の不登校児を含む発達障碍3兄妹を育てる母の日記

やっぱり想像力が欠如してるよね、学校って。

2月半ばも過ぎ、そろそろ来年度の事も考えないといけない季節になってきました。

 

子供の頃は一年が長く感じられたものですが、親になると途端に早くなる。不思議ですねぇ。

 

先日次男の中学に配布物をもらいに行きました。いままでのいろんな経緯があり、月一回事務室に親が取りに行くだけとなってます。

 

学校から

『2月9日に学年末テストの範囲が発表になるので、その日なら範囲表を渡せる』

と電話があったので、9日の朝に夫が事務室まで取りに行きました。当然仕事の始業前にです(テレワークです)

 

封筒を受け取り確認すると、範囲表が入っていない。月間予定表、学年便り、よく分からないアンケート、この3枚のみ。

 

まだ学校の近くにいたので、また学校に戻り範囲表はもらってきました。夫は『二度手間だ!』と私に激怒しました…。学校に行ったのが始業ギリギリだったのでイラついたんですよね。

 

私は『そんなの、私じゃなくて学校が悪いんじゃないの?』と納得いかずにイライラしながらも入っていたアンケートを確認すると、範囲表の事なんて吹き飛ぶほどの衝撃が。

 

次男はイジメが理由の不登校です。その子にこのアンケートを答えろと?もう驚きで絶句…。

 

そのアンケートがこちら

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『本人の様子が知りたいので、アンケートを答えてもらえると助かります』

って内容の付箋付き。

 

 

本人の様子が知りたければ、教育相談センター、放課後デイサービスに聞いてもらえれば知ってます。

 

学校も我が家が相談機関と繋がっているのは知っているし、なんなら1学期の終わりに学校を交えてケース会議だってやってるじゃない。忘れたのかしら?

 

こんなアンケートをしなくても、関係機関に一本電話をかけて聞いてもらえれば一発で様子は分かりますよ。

 

週2回のデイサービスで最近やっと複数の同年代と関わるようになれた事、反面、学校に書類を取りに行くだけで解離を起こしてしまう事。

 

教育相談センターのプレイセラピーでは、心理士さんとゲームを通してでしか話せず、目を見る事もない事。

 

週2回たった2時間のデイサービス、仲の良い友人2人とゲームで遊ぶ数時間以外、ほとんど家の中で過ごしてる事。

 

しかも友人と遊んだ後は神経を使うのかたまにぐったりして眠り込んでしまう事。

 

全部、各関係機関に話してありますよ。

 

にも関わらず、何も考えず『教育委員会からいわれたからやらせないと』って意識だけで封筒にいれたんでしょうね。

 

当然こんなアンケートは次男には見せてません。こんなの見たら不信感が増すだけだから。

 

教育相談センター経由で私の辛さや苦しみを伝えてもらいました。でも学校と保護者の意識に解離があるので、どうにもならないのが実情です。

 

子どもの様子が知りたいと言いながら、貴方達が意識し顔を向けているのは常に教育委員会よね。

 

その意識を変えない限り、学校と保護者の間の問題ってなくならないよなって思いました。

 

でも我が家が関わっている教師はみんなお子さんのいる親だったりするんですよ。もし私と同じ立場に立ったらって考えないのか。

 

やはり教師には想像力が足りないとしか言えないんですよね。

 

学校との関わりを月に一回まで減らしても、やっぱりなんだかんだと傷付けられる現実に、もううんざりです。

 

はぁ、とっても愚痴になっちゃいました。来年度に向けて面談も必要だろうなと思うと、気が重い2月半ばです。