黄色い帽子のおじさんのように

通常級在籍の不登校児を含む発達障碍3兄妹を育てる母の日記

子離れって難しい…

今日はなんとなく梅雨空を思わせる空模様です。春の運動会のところは練習が本格的になってくるところですね。

 

長女は運動会が大嫌い。1年生はなんとか参加したものの、参加後に言ったのが

「もう充分。2年生は出ないから😤」

でした。

 

言葉通り、2年生は参加どころか体操服にも着替えず教室にも入らずずっと一般見学席で、第三者から見たら明らかに他の学校の児童でした💦

 

さぁ、今年はどうなるでしょう。今週から練習が始まりましたが参加してないんですよね。

 

本人に嫌いな理由を聞いたところ

「いろいろ覚えられないし、人がたくさんいるから」

だそうです。

 

長女は動きを覚えなくてはいけない時、左右や前後の位置を逆に捉えてしまうんですよね。だから集団演技や移動が大変難しいのだと思います。

 

ただでさえもマンモス校の運動会で人が大変多いので、余計に自分の位置を把握するのが上手く出来ず苦しくなってしまうのだと思われます。

 

運動会参加は、この辺りの不安要素を去年からの成長でどれだけ本人が許容出来るようになってるかが鍵になると思います。

 

 

運動会シーズンととも5、6月は中学の修学旅行シーズンでもありますね🍀

 

長男も修学旅行に向けての準備が始まりました。

 

長男は中学の先生の中では「ザ・優等生」なんです。

 

未就学、小学校中学年までは苦労しましたが、2歳から始めた療育や本人の努力もあって、中学就学の頃には学校生活には特に支障のない状態までになりました。

 

とは言っても、家庭でかなりのフォローをしているし、学校生活でのストレスのせいか家で特性がバリバリ出ていて、学校と家庭との落差が激しいんですが。

 

中学に入ってからはフォローが必要なクラスメイトのお世話係だったり、不登校児と学級活動を組み実質1人で2人分の仕事をしたり、体育祭では代わりに何度も走ったりとしてきました。

 

そして今回の修学旅行。長男は班長なのですが、やはりフォローが必要な生徒が同じ班らしく…。

 

これは担任がしたわけではなく、他の班長たちからなんとなく押し付けられたそうです。

 

担任からその生徒への接し方を簡単にアドバイスされ「あとは◯◯(長男)の腕の見せどころ」と言われ、長男は責任感に燃え、やる気満々です。

 

そんな長男。

赤ちゃんの頃からとても育てにくく、本当に苦労しました。感情のキャッチボールが全く出来なくて、常に自分のやりたい事だけ。会話が出来るようになったのは5歳も過ぎた頃でした。

 

感覚過敏も酷く、半袖半ズボンが着られない・ボーダー柄やストライプ柄は絶対ダメ。食べ物の好き嫌いも多い。

 

思い通りにならないと1時間以上ずーっと癇癪起こしてる。

 

まだまだ書ききれないほどいろいろあり、自閉度の強い子どもで、本当に赤ちゃんから小学校中学年までは『苦労』なんて言葉では言い表せないほどに大変な思いをしながら育ててきました。

 

そんな長男が、今ではフォローが必要な生徒を預かるまでに成長している。特に中2の終わり頃から大人びてきて中3になってより一層という感じです。

 

過去の長男の姿で今を判断しちゃいけないんですよね。今の長男のチカラを客観的に見極め、手を離すところは離して子離れ、親離れを少しずつしていく時なのかもしれません。

 

修学旅行、とても心配です。学校側も長男を過大評価してる気がして。でも長男を信じて見守ろうと思います。

 

子離れ、難しいです…。