つい最近ゆずをもらいまして、咳対策でゆず蜂蜜にしてみました。
そのままでも炭酸やお湯で割って飲んでも美味しいのに、我が家では誰も食べない事が判明。悲しすぎる…😢⤵️
子ども達も大きくなったので、ちょっと期待したのですがやはりダメでした💦
今回は『共感・寄り添う』の続きで、支援者についてです。
私は長男が1歳8ヶ月の頃から様々な支援を受けてきました。
長男が未就学時代は保健師、区役所の家庭相談員、公立療育施設の臨床心理、作業療法、言語療法の先生たち、就学後は主に教育相談室の臨床心理士の方々です。
さらに我が家はたまたま(?)3人全員特性があったので、どんどん支援の輪が広がった感じです😅
私の子育ては、この支援者の方々の協力なくしては成り立たたず、本当にお世話になりました。そしていま現在もとてもお世話になってます。
その様々な経験で思う事は、やはり支援する側も想像力を持って親に接してほしいという事です。
親は見通しの立たない不安を持って、藁をもすがる思いで相談機関に行きます。人によってはとても高い高いハードルを越えて。
支援者にはその親の思いを見逃さないでほしいのです。
支援者の皆さんにとっては『支援』は仕事で、担当の子どもは受け持っているうちの1人です。
でも親にとってはたった1人の子。ここに温度差があると親と支援者で子どもを連携して支援するという大切な関係が構築出来ません。
とても基本的な事だと思うのですが、意外にここが足りない支援者が多い気がします。
やはりここでも大事なのは想像力です。
『自分がこの子の親の立場なら何をしてほしいか』
この視点を常に持って相談業務に当たってほしいと思うのです。
もちろん支援者の立場や状況によって出来る事、出来ない事があるのは分かっています。
でもこの視点を持っていれば、相談に来た親の話しを傾聴するだけで終わるなんて事はないと思うのですよ。
相談機関に行く親は傾聴だけではなく、どうしたら問題解決出来るか一緒に考えてほしいのです。その時初めて自分は1人じゃないと思える。
私が実際言われて心が辛かった事。
●学校側の無理解で苦しんでるのに
「そっかぁ。お母さん大変ですね…。もっと学校も理解してくれればいいけどね」
→そんな事は分かってる。それよりなぜ一緒に問題解決に向けて具体的に考えてくれない?どうやって手を打っていくか一緒に考えてよ。
●次男が修学旅行に行けなかったとこぼすと
「そんなに気にしなくていいですよ」
→そりゃそうでしょうよ。でもね、親は辛いんですよ。そんなに簡単に割り切れないのよ。でもそんな事子どもの前では絶対言えないでしょ。だから弱音を吐いてるのに正論で答えられてもね💧
●付き添い等で体力的にキツいって話題をすると
「お母さん、がんばれ〜」「よく頑張ってますね。私なら逃げ出しちゃいます」
→もう頑張ってます…。私も逃げ出したいけど、逃げ出したら子どもはどうなる?親は簡単には逃げ出せません。
軽口のつもりや、私が頑張ってる事を褒めるつもりなんでしょうが、とても受け止める余裕はありません。
●極め付け、一番傷付いたのは
「そんなに頑張らなくていいんですよ。頑張りすぎですよ」
→そんなの分かってる。でも私がやらなきゃ子どもはどうなるの?私だってチカラを抜きたい。
「チカラを抜く」って言うのは簡単。でもこの状況でどうやったらチカラを抜けるの?私には頼れる実家もない、夫も朝から深夜まで仕事。
そんなに簡単にいうならどうしたらいいか教えて。
と、こんな感じです。
みな人柄は良いのです。ただ想像力が欠如しているんです。もしかしたらそれは担当業務が多忙過ぎるせいかもしれません。
でも親も心が疲れ果てているので、そこまで支援者の多忙を慮る事は出来ないのです。
↑の会話をした時、私はとっても上手に笑顔で答えてました。辛いなら辛いって言えばいいのに。
ただそれは言えない私の問題なんですが。
そして一番大事なのは親の意識改革。
どんなに支援者が頑張ってくれても親がアドバイスを受け入れなかったり、感情的になるばかりではどうにもなりません。
親自身も多角的に物事が見られるように変わる努力が必要だと思います。
親、子ども、支援者みんなでチームとなってお互いに成長していける形が一番ですよね。
それが理想論なのは十分に承知の上ですが、胸の中にその想いを持ちながら、親として子どもの支援に今後も携わっていきたいと思います。
またまた長くなってしまいました。
ここまで読んでいただき有難うございます😊