風邪やインフルエンザが流行ってますね。今年は受験生を抱えているので、かなり敏感になっている母です。
そんな母の癒しが増えました💕
ご当地ベアトナカイバージョンと栃木のマルパカです✨
癒されてるのは母だけではなく…
水色のマルパカは次男のです
さて受験生の長男。受験のプレッシャーでいろいろポカしているというのは前回書きましたが…。
長男のポカ話↓
3人それぞれ、母疲れる…。 - 黄色い帽子のおじさんのように
ちょっと嬉しい会話がありました。
来週、学校で三者面談があるのですが、その時までに進路をどうするかおおよそ決定しなければなりません。
ただ長男はなかなか考えをはっきりさせず、私はそんな長男を見ていつもイライラ😡
さすがにそろそろ決めないとと思い、私と夫、長男で話し合いをしました。
まず私が
「私立単願にするのか公立を受けるのかどうする?」
と聞いたところ
「俺は公立に行きたい」
と、きっぱり言いました。
理由を尋ねると、長男はしっかりとした口調で
「前にお母さんが言ってたでしょ?公立は能動的に動かないとダメだって。俺はそこが弱いから高校3年間で鍛えたいんだ」
驚くほど頼もしい言葉。まさか長男からこんな言葉が返ってくるとは思いませんでした。
そして夫からは
「〇〇の性格を考えると、上位で入学するより中〜下で入学した方がいいと思う。頑張ってついていけると信じてるが大変だと思う。大丈夫か?」
と尋ねました。
すると長男は
「中1の冬に塾に入った時、俺は成績が一番下で先に入ってたヤツからバカにされイジられた事もあった。でも悔しかったから必死に勉強したんだよ」
と話してきました。
私や夫は勉強を頑張っている事は知っていましたが、そんな事情があるとは全然知りませんでした。
実際今ではいじってきた生徒を全員抜いてます。
そして塾は進学塾の為比較的厳しいので
「辛くない?」
と聞くと
「厳しい事を言われてもそれがバネになるから。あとそれくらいかわせないと社会でやっていけないでしょ」
と平然と言われました。
長男には中学に入った頃から
『学校の勉強は社会勉強と一緒。社会に出た時の対応を学校生活で学んでいる』
と口酸っぱく言ってきました。
特性上見通しの立たない事が嫌いなので、勉強を含め学校生活で壁にぶつかるたび、
『今の壁は社会に出た時の〇〇の時と同じだから、その為に乗り越え方を学ぶんだよ』
と将来の具体例を挙げながら教えてきました。
時にはかなり声を荒げる事も。怒鳴り散らすと言った方が正確かな。だって同じ事を何度も繰り返すのでどうしても…ね💦😅
今回進路を決めるにあたって、公立、私立のメリットデメリットを何度も話してきました。
私立に関しては、入試当日に答案を白紙で出さない限り落ちる事はないという推薦をもらっています。
だから彼が受験のプレッシャーでいろんなポカをやる度に『私立単願で早く楽になってもいいのに』って思ってました。
親の知らない間にとても成長してました。
夫としては、長男の性格や特性を考えると私立単願の方が向いていると思っており、その辺りの事も説明しました。
お父さんからのアドバイスを聞き、来週の三者面談までにまたいろいろ考えるのだと思います。
長男は確かに自閉スペクトラムでADHDの特性でいっぱいです。でも人間としてしっかり成長してる事を実感する会話でした。
自閉スペクトラムの特性の『感情が表情に現れにくく、言語化が苦手』なだけで、長男はいろんな気持ちを味わい、それを糧にしてきたんですね。
『手を離して目を離さず』
もうそんな時期が来たって訳です。嬉しくもあり寂しくもあり、ちゃんと子離れ出来るか不安もありです😅💦