学びの多様性〜10年先をみよう〜① - 黄色い帽子のおじさんのように
↑前回🍀
長女が登校したのは学校がタブレットに興味があってというのもありますが、なによりも完全不登校によってエネルギーがチャージされたのだと思います。
ではなぜエネルギーチャージが出来たか?完全不登校だから?
いえ、違うんです。
担任や学校、そして親が
『ホームスクールも学びのひとつであり、学校だけが学びの場所ではない』という『学びの多様性』を理解し、子どもに安心・安全な場所を提供したから
なんです。
この理解がなければ完全不登校でも簡単にはエネルギーチャージは出来ません。理解する大人はたったひとりでもいいんです。
学校に『学びの多様性』を理解してもらうのは、本当に大変だと思います。私も昨年度の中学で本当に苦しみました。
でもそんな学校を相手にしていくには、まず保護者が『学ぶ場所が大事なのではなく、子どもにとって安心・安全・安定して過ごせるかが大事でありそれが結果学びに繋がる』という事に気付く事です。
我が家の長男のように学校が合っている子もいれば、次男のように自宅や外部のほうが合っている子もいて、長女のようにどちらとも合わせて利用することが合っている子もいる。
大事なのは学ぶ場所ではなく、これから5年後、10年後に自立して生きていけるように、子どもが成長していく事なんです。
そんな事をいっても、私たちは先に生きている親だからこそレールを外れる怖さや困難さを実際を知っているから不安になります。私も同じです。
そこは懸命に腹を括るしかないんです。
と書きながら、私も括るなんて出来てないなぁ😅
括っているフリをしているだけかもしれない。
でもそれでいいと思うんです。そこに自分に言い聞かせる。
『この子たちの5年後、10年後をみるんだ』
目の前の学校や数年先の受験じゃなくて、子どもの心の根がどっしりと太くしっかりと地面に根付いて、自ずと枝が伸び葉が茂り花が咲く、そんな姿を思い描いていこうって。
そして今目の前にいる子どもが無気力な顔でYouTubeばかり観ていたとしても、その子にも根っこはちゃんとあるんです。ただ栄養が吸い取られて細くか弱くなってるだけ。
忘れないで。決して根っこはなくならないんです。
学校だけが学びの場じゃないって事に親が気付けば、無気力になっている子も自分が間違ってない事にちゃんと気付き、エネルギーチャージが始まります。
そして一番大事な事。親が辛い事はしない。
親も人間なんだから感情もあるし体力の限界もある。親はスーパーマンでもなんでもないんですよね。
つくづく去年思いました。親がしんどければ無理に学校に行かせる必要はないんです。
もし子どもがエネルギーチャージされて『学校に行ってみようかな』と言ったしても、親がしんどければ『行くなら自分で行ってね。お母さん、無理』もしくは『校門までね』でオッケーです。
親が精神病むまで学校に付き合う必要ないです。登校するしないも子ども自身の問題ですから。
子どもを冷たく突き放すのではなく、お互いひとりの人間として向き合って話し合えばいいんですよね。そして妥協点を導き出す。これも立派なホームスクールでの勉強だと思います。
私も理想と現実で苦しくなる時が多々ありますが、少しずつ前に進めたらいいなと思ってます。
最後に…。ワンコの散歩の時に長女が撮った写真
梅雨に入ったら当分見れません。あ、お雛様がまだ出しっぱなし😅😅😅梅雨入り前には片付けないとです💦
長文を読んで頂き有難うございました😊